連続講座・日韓の「歴史問題」の論点を探る(第10回)
柳宗悦と朝鮮工芸をめぐって
2022年12月16日(金)
 
*ポスター(QRコード付き)

開催趣旨
 この間、日本においては、韓国文化への関心が高まる一方で、いわゆる「歴史問題」でのわだかまりは容易に解消されない状態が続いています。しかも様々な情報が流れるなかで、「歴史問題」の現在を把握すること自体も困難になっています。こうしたなかで、日韓間の「歴史問題」については、それぞれの課題についての、現状や論点の整理が重要になっていると言えるでしょう。
 東京大学韓国学研究センターでは、「歴史問題」の何がどう問題なのかを基本に立ち返って考えていくべく、この問題に取り組んでこられた研究者や市民団体関係者などをお招きして連続講座を開催します。
 今回は、日本民藝館の杉山享司先生をお招きし、柳宗悦の活動についてお話しいただきます。柳はいまから100年前の1922年に、光化門の撤去破壊の動きを批判、『朝鮮の美術』を発表するなど、朝鮮民族と深いかかわりを持ちました。今回の講座では、他者の文化を学び、尊重した柳に学びつつ、「歴史問題」について考える機会とします。皆さまのご参加をお待ちしております。

【日時】 2022年12月16日(金)15:00~16:30
Zoomを用いたオンライン講座です。(要・事前登録)

【講師】 杉山 享司(日本民藝館 常務理事)
専門は近代工芸史、論著として『もっと知りたい柳宗悦と民藝運動』(東京美術、2021年)などがある。

【言語】 日本語(通訳なし)

【参加手続き】 参加費無料、ただし12月14日(水)までに事前登録が必要です。
下記のウェブフォームまたはメールでの登録をお願いいたします。
開催日までに、事務局よりメールでウェビナーのURLをお知らせします。

・ウェブフォームでの事前参加登録は、こちら
・お問い合わせ [email protected](東京大学韓国学研究センター事務局)

【注意点】 ・本シンポジウムは、Zoomによるオンラインシンポジウムです。シンポジウム参加のため、事前にZoomのインストールをお願いします。→Zoomダウンロードセンター
・ Zoomの操作方法や接続不備については恐れ入りますが、 Zoomのヘルプセンターをご活用ください。

【主催】 東京大学韓国学研究センター

【後援】 韓国国際交流財団