韓国文化財を考える講演会
古代日朝関係史の遺産としての「日本の中の朝鮮文化」
―金達寿の活動とその広がり
2021年3月13日(土)
 
*ポスター(QRコード付き)

【講演会報告資料(PDF)】

【日時】 2021年3月13日(土)13:00~14:30

  Zoomウェビナーによるオンライン研究会として実施します(要・事前登録)。

【参加手続き】 参加費無料、ただし3月11日(木)までに事前登録が必要です。
下記のウェブフォームまたはメールでの登録をお願いいたします。
開催日までに、事務局よりメールでウェビナーのURLをお知らせします。

・ウェブフォームでの事前参加登録はこちらから
・お問い合わせ [email protected]
(東京大学韓国学研究センター事務局)

【主催】 東京大学韓国学研究センター

【後援】 韓国国外所在文化財財団

【プログラム】 13:00~13:10 主催者挨拶
13:10~14:00 講演
14:00~14:30 質疑応答

講師 廣瀬 陽一
1974年兵庫県生まれ、大阪府立大学大学院人間社会学研究科博士課程修了。現在、日本学術振興会特別研究員。著書として『金達寿とその時代 文学・古代史・国家』(クレイン、2016年)、『日本のなかの朝鮮 金達寿伝』(クレイン、2019年)がある。

企画趣旨
 在日朝鮮人作家の金達寿は、1970年代以降、日本各地の古代遺跡や神社等を歩き、そこに朝鮮半島とのつながりを、見出す作業を続けました。その活動は、ともすれば、ある地域の歴史や文化、ある土地に置かれている文化財を、現在の国境や一つの民族だけに結び付けて考えてしまいがちであった、日本人に対する大きな問題提起を含んでいたと言えます。そして、「日本」の領域の中に朝鮮・韓国とのつながりを見出すことは、日本と朝鮮・韓国の市民レベルでの相互理解や友好を作り出す契機にもなりうるでしょう。
 そのことを念頭に、韓国学研究センターでは、近年、金達寿について精力的に研究されている廣瀬陽一先生をお招きして講演会を行います。金達寿の具体的な活動とそこに込められた思い、日本社会に与えた影響などをうかがい、日本の中にある朝鮮・韓国由来の文化財の存在について改めて考えていく機会とする所存です。
 一般市民の来場も歓迎します。

【注意点】
・本シンポジウムは、Zoomウェビナーによるオンライン研究会です。シンポジウム参加のため、事前にZoomのインストールをお願いします。→Zoomダウンロードセンター(https://zoom.us/download
・ZOOMの操作方法や接続不備については恐れ入りますが、ZOOMのヘルプセンター(https://support.zoom.us/hc/ja)をご活用ください。